朝起きられない!あなたへ
そろそろ起きなきゃ・・・と思い、
目覚まし時計をみると、すでにアラームがOFFに・・・!
えー!?
やばい!!
と
毎朝、慌ただしいく1日が始まる。
こんな状態では、1日のテンションは下がりっぱなしですよね。
まして、スッキリ起きたわけじゃないので、
朝の目覚めが悪く、
目覚めても、どうも疲れがとれない・・・。
こんな、朝のスタートを送っているあなた。
朝起きられない!この事態をなんとかしたいと思っていているのでは、
対策するなら、まずは、原因を知ることで、
対策法がみえてくるのでは・・・。
そこで、ここでは、
朝起きれない 原因を徹底調査してみました。
朝起きられない!7つの原因
朝起きられない!原因はさまざま。
細かく調べれば、多くが原因があるでしょう。
ここでは、おもな原因7つについて考えてみます。
原因その1:体内時計の乱れ
私たちの身体は、毎日、一定のリズムを刻んでいる。
そのリズムをコントロールしているのが体内時計という存在です。
この体内時計が乱れてくると、
寝つきが悪くなったり、熟睡できなくなります。
これにより、当然、朝の目覚めも悪くなり、
朝起きられない状態になります。
さらに、体温や代謝のリズムも乱れたり、
ホルモンの分泌にも影響が出てきくるので、
体内時計の乱れることでは、いいことは何一つありません。
原因その2:睡眠時間が足りていない
日頃から、時間に追われて忙しい人や予定が詰まっている人は、
短い時間の睡眠になってしまうので、
どうしても朝の目覚めも不快になりがちです。
中には、「休みの日にお昼まで寝て、平日の睡眠不足を補っている」という人も、
結構、多いのではないかと思いますが・・・。
ただ、この睡眠のとり方では、体内時計が乱れて時差ボケのような状態になり、
仕事のある朝に、スッキリ起きることができなくなる原因のひとつになっています。
原因3:体温の冷えが原因で熟睡できない
睡眠と体温の変化は、深い関係があります。
体の内部の体温「深部体温」と呼ばれる体温は、
日中は高く、夜は低くなるという周期があります。
これは、睡眠サイクルの仕組みで、
深部体温が下がり始めると眠くなり、
明け方に上がり始めると目が覚めやすくなります。
ですが、一部の人は深部体温が下がる前に、体の表面体温が冷えて、
筋肉が収縮し、うまく深部体温を下げることができなくなり
眠れない、熟睡できないことがあり、朝起きられない事態になります。
原因4:不規則な生活
朝起きられない原因として、生活が不規則になっていることもあげられます。
体内時計の乱れに通ずるところがありますが・・・。
就寝時間や起床時間が日によって変わるような不規則な生活を送っていれば、
自律神経のバランスが乱れて朝起きれなくなるのは、当たり前です。
就寝中は副交感神経が優位になっているのが、自律神経のバランスが乱れで、
夜寝る時間になっても交感神経が優位になってしまえば、なかなか眠れなくなります。
その結果、寝る時間が遅くなって睡眠時間が減り、朝起きれなくなってしまうのです。
原因5:ストレス過多
ストレスを抱えていることも、朝起きられない原因になります。
ストレスを抱えると、これでも自律神経が乱れてしまいます。
通常、仕事や勉強などで集中しているときは、交感神経が優位になっていますが、
じつは、ストレスを溜めている場合でも、体がストレスに負けないよう、
交感神経が活発になります。
こうなると、常に交感神経が優位な状態のままなので、
なかなか眠れなくなってしまいます。
その結果、夜寝るのが遅くなって朝起きれなくなります。
原因6:運動量の不足
デスクワークをしている人は頭や目などに疲労が溜まります。
しかも日中の運動量が不足すれば、
頭と体の疲労バランスが崩れてしまい、
睡眠の質の低下につながると言われています。
熟睡できない、しばしば目が覚める、寝たのに眠れないなど、
睡眠をしっかりとれない状態を繰り返し、睡眠不足になってしまうので注意が必要です。
原因7:病気なのかもしれません。
朝起きれないのは、低血圧の場合も考えられます。
低血圧とは、血圧が通常よりも低い状態になり、
これにより、体がだるくなったり頭痛がしたり、体にさまざまな不調を引き起こります。
特に、筋肉の少ない女性は低血圧になりやすいため血管の収縮能力が低く、
血行不良に陥りがちです。
また、朝起きられない方の中には「非定型うつ」なども考えられます。
非定型うつ病とは、
近年、20〜30代の女性に増えているタイプの心の病気です。
非定型うつ病と従来のうつ病との違いは?
従来のうつ病は、どんなことにもやる気が起きなくて、
ずっと気分が落ち込んだままになります状態が続きます。
一方、
非定型うつ病は、自分の嫌なことに対しては憂鬱になって、
体が動かせないほど体調も悪くなるのに、好きなことや楽しいことが起きると
たちまち元気になる状態になる。
うつ病は食欲もなく、寝つきも悪く、不眠状態が続くのに対し、
非定型うつ病では過食気味になり、いくら寝ても眠い状態が続く。
そのため、非定型うつ病の人は、周囲から
「甘えているのでは?」
「わがままだ!」
などと思われやすく、本当に体調が悪いことを信じてもらえません。
また、他人の言動にとても敏感になり、ほんのささいなことでも
気分が落ち込んだり、あるいは怒りを爆発させたりするなど、
感情の抑制が効かなくなり、中には、パニック症状を起こす人も。
また、次のような病気
起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)
起立性調節障害は、小学校高学年から中学生の
思春期前後の子どもに起こりやすい疾患の一つ。
頻度は約5〜10%と大変に多いものです。
起立性調節障害の人は、
おもに以下のような症状がみられます。
・朝に起きられない
目は醒めても身体がだるくて動けない
・立ちくらみ
急に立ち上がったときに目の前が暗くなったり、白くかすんだりする。
風呂から上がるときにも起こりやすい。
・全身倦怠感
身体が重たくてだるい状態。
とくに午前中に強くて、午後から程度が徐々に軽くなり、
夜にはほとんど感じなくなる。
・食欲不振
午前中は食欲がわかない、
とくに朝起きた後は気分が悪くてなにも食べられない。
・立っていると気分が悪くなる
通学など電車で立っている時や起立した状態での作業のときに、
気分が悪くなり立っていられなくなる。
ひどい場合には気を失ってしまうことも(失神)。
その際に冷や汗が出たり動悸を伴ったりすることもある。
・失神発作
前兆(目がちかちかしたり、目の前が見えにくくなったり、気分不良、冷や汗、動悸など)を自覚する場合もあれば、
前兆もなくいきなり気を失う場合もある。人によってはくり返すこともある。
・動悸
胸がドキドキと心臓の拍動が速くなる。
とくに午前中に起こりやすく、
立ち上がったときや階段を上ったりする際に多くみられる。
・頭痛
起立性調節障害が引き起こす頭痛は、
朝の起床時から出現する。
特に、午前中に多く、午後から楽になる、
痛みの状態は片頭痛のように
ズキズキすることもあるし、頭重感のこともある。
・夜になかなか寝つけない
起立性調節障害は夕方から夜になると気分がよくなり、
夜には目がさえて寝つけない。
それゆえ、ついついテレビやゲームをやってしい、保護者からすると、
夜更かしの朝寝坊、怠け者、という印象をもってしまう。
・イライラ感・集中力低下
午前中はほとんどといってもよいほど頭がまわらない、
授業にも身が入らない、思考力が低下し考えがまとまらずイライラする。
ただ、午後からは思考力は回復すが、
勉強が遅れている状態なので、
宿題がはかどらないことでイライラ感が・・・
朝起きれない原因を調べれば、調べるほど
これだけでは、ないようです。
細かく調べれば、
まだまだ多くの原因があるようです。
機会があれば、随時、加筆していきたいと思います。
関連ページ
- 朝が起きれない人のための対策
- 朝 起きれない時の対策の数々を紹介。あなたが、取り組めやすそうな朝 起きれない時の対策があれば、すぐにでも取り組んでみてください。
- 冷えと睡眠の関係
- 身体の冷えで熟睡できないワケと対策法を紹介
- 目覚ましが聞こえない!その原因とは
- 朝、目覚ましが聞こえないので、起きれないと言う人のおもな原因は、ひとつです。
- 二度寝が原因で朝起きれない
- あなたが、二度寝で朝起きれない原因は睡眠不足が引き起こす様々な原因から。朝起きれないなら、 まず、起床したらやるべきことがあります。その方法は、意外と簡単です。
- スヌーズ機能付き目覚まし時計は危険!
- スヌーズ機能付き目覚まし時計では、一端アラームを止めても、しばらくしてから再びアラームが鳴り出す機能なのですが、この再アラームが鳴るスヌーズ機能が、じつは二度寝を招いていたのです。
- スヌーズ機能は危険だった!?
- スヌーズ機能は体に悪いことが判明!そのスヌーズ機能が招く体への悪い影響と引き起こす症状、その原因と、さらに、スヌーズ機能を使わない対策法を紹介。