睡眠の質を下げる行為
ところで、
50代以上の方で
夜中、頻繁にトイレへ行っていませんか……。
調査によりますと、
就寝中、2回以上トイレに起きる50代は、なんと5人に1人。
40代でも10人に1人だと言われています。
通常
夜間頻尿が2回以上になると、立派な治療対象になります。
で、夜中、頻繁にトイレに行く原因のひとつが、水の飲みすぎなんです。
もしや、
おや?
て思うかもしれません
そう、脳梗塞や心筋梗塞の予防、熱中症対策には、
たくさんの水を飲むことが大事なはずですよね……。
でも、泌尿器科の専門医によりますと、
「たくさんの水を飲むこと」について誤解されている方が多いようです。
ただ単に水は飲めば飲むほどいいというものでないのです。
適正な1日の尿の排泄量は、体重×20〜25ミリリットル。
この量のおしっこが出るような水分の取り方をすればいいと。
尿が40ミリリットルを超えると過剰摂取になり、
夜間頻尿の原因ともなると言う。
日本人は通常、食事で約1リットルの水分を取るが、同じ量が大便や汗で排出されるので、この分は相殺されると考えていい。
ですから、体重60キロの人なら1日に飲む水は、1.2〜1.5リットルが最適。
中にはダイエットのため、「1日3リットル飲む」という方もいたが、これはもっての外なのです。
もっとも、夏の夜で多くの熱中症が予想される場合は、
「ガブガブ飲むべきだろう」と思うが、これも汗の分だけ水を増やせば十分。
でも、必要以上に多くの水を飲む事で夜間頻尿になると、
かえって、睡眠の質が下がるので注意しましょう。
特に40代以上の中高年の方には問題。
水分過多により再び尿意を感じやすくなるという悪循環がでてくる。
そして、夜中に何度もトイレに起きることで、体力の低下に繋がることは明らかに…。
くれぐれも、ご注意を。
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